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風太郎先生の忍法作品の第11作目で
昭和39年に刊行されました。この作品も瞬く間にペストセーラーとなりました。とにかく面白い。風太郎の世界ではいつも忍者が時の権力者に使われて権力者の意のままに葬られ死んで行くのである。風太郎はこの忍者に光を与え愛しんでいるのです。「甲賀忍法帖」は甲賀忍者と伊賀忍者との10人対
10人のトーナメント方式の戦いでしたが、この作品は1人のヒーロー対多数の敵という方式の作品でした。戦国時代から江戸時代にかけて、別に根来派という一派がいて、この作品は7人の根来流忍法僧とヒーロー笛吹城太郎との死闘の限りを尽くした痛快巨編です。
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