2009年11月28日土曜日
江戸から東京へ(六) 向島・深川(上)
向島の花暦、三囲神社縁起、長命寺と言問団子、百貨園の堂摺連、小松島の由来、水神の森、柳北の四顧開花桜、富岡八幡宮、永代橋墜落の椿事、芭蕉庵の跡、御材木蔵など、隅田河畔は向島・深川を中心に、興味溢れる瀟洒な江戸趣味を展開する。
2009年11月3日火曜日
江戸から東京へ(五) 本所(下)
2009年10月15日木曜日
江戸から東京へ(四) 本所(上)
2009年9月27日日曜日
江戸から東京へ(三) 浅草(下)
2009年9月6日日曜日
江戸から東京へ(二) 浅草(上)
江戸から東京へ(一) 神田 日本橋他
随分前に購入して積読していた文庫本。管財室に勤務していた当時「江戸時代」に興味を持ち出して、同僚の斎藤氏と二人で休みにあちこっちと江戸の下町を散策しました。そんなある日上野の本屋でこの中公文庫を見つけ即購入しました。今は絶版になっており、貴重な8冊です。あの時から15年。今回初めて通読しました。この本の作者矢田挿雲をはじめて知りました。博学で碩学なユーモアのある文章に魅了されました。今この本に導かれまた江戸の町を散策しようという気持ちになっています。この文庫本をカバンに入れてひとりで歩く気分は爽快なもので、私の江戸時代に帰った気分になります。私の江戸時代というのは今まで自分が映画とか小説とかで覗いた江戸への私なりのおぼろげながらのイメージがあるからなのです。それは老若男女の上から下までの厳しい士農工商の世界での生き生きとした人間のエネルギーを感じているからなのです。一言でいえば「イキナ文化」というか「粋の文化」が最高に花開いた明るさに果てし無い憧れをもっています。この本はそんな江戸から東京への庶民生活を描いてくれました。今度は精読して挿雲先生の想いを少しでも感じ取りたいものです。
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